最近TwitterでバズってるツイートってVの炎上か絵師の炎上か猫の動画ばっかだよな
こんにちは。たくさんご飯を食べます。よかったですね。 震えて眠れ。
最近界隈で何やら話題になっているカバレージの話。いっちょ噛み村の村長さんなのでいっちょ噛みしに来ました。
この記事はペットのチンパンジーに適当にキーボード叩かせて出てきた文章をそのまま載っけてるだけです。
ホントそれなとなる話
元々は某プロプレイヤーのツイートから端を発した話という認識。誰が言ったかは本題と関係ないのでツイートは貼らないです。なんか貼り付けるのはちょっと違う気するし。気になる人は自分で探してみてね。
当該ツイートでは日本選手権2021FINALのカバレージページについて
- プレイヤープロフィール書いたのにどこにも出されてないんだけど何か意味あった?
- デッキリストのリンクがmelee(基本英語)のリンクを貼ってるだけ
といった問題について触れておられました。
言われてるとおり、デッキリストに関してはさすがにね。『What's Happning?』(古の言葉です)でデッキリストを漁っていたマジギャザおじさんたちは感覚が馬鹿になってますけど、meleeでデッキリスト見てるオタクなんて日本のマジック人口の1%未満ですからねたぶん。僕もこれがマジックじゃなければたぶんブツブツ出ます(感覚が馬鹿になっているので「マジックならさもありなん」と思いますが)。
デッキリストくらいは日本語で載せてほしいところですが、何か事情があるのかもしれませんね。しかし、結論は分かりません!いかがでしたか?この記事を気に入ったなら、ぜひブクマを付けてください!それではみなさん、よきインターネットを!
これについてはどの立場からしても「ホントそれな」以上のことは言えないと思うので、ホントそれなであり、この話はこれでおしまいです。
カバレージの黄昏
ホントそれなはホントそれなとして、この件に端を発する形で「そもそもカバレージスカスカ過ぎやんけ」という話になったりならなかったりする。
カバレージは死んだんだ
— Atsushi Ito (@matsugan) March 1, 2022
いくら呼んでも帰っては来ないんだ
もうあの時間は終わって、君も人生と向き合う時なんだ
まぁコロナ禍などの予期不可能なアレもありイベントのスケジュールも大幅な調整が行われた以上、カバレージに関しても今まで通りというわけにいかないとは思いますが。
日本選手権のカバレージに限定して言えば各シーズンの予選カバレージも同様の構成なのでFINALSも同じにしときましたよというくらいの話だとは思う。じゃ何のためにアンケート採ったねんというのはホントそれなだし、FINALSのカバレージってシーズン予選と同じ粒度でええんか?と思わんでもないけど。
ただ一応3年前に「グランプリがマジックフェストに変わってテキストカバレージがなくなっちゃうかも!?」みたいな騒動があったときもmtgjpは「日本語カバレージは変わらずやるよ!」と告知してくれていたので、日本公式の中の人はカバレージに対して愛情を持ってくれていると思うし、カバレージファンのことも考えてくれてると思います。
なお、念の為この記事は特定の団体や個人から何らかの支援を受けて書いているわけではないことを明記しておきます。
【お知らせ】ミシックチャンピオンシップやマジックフェストが始動し、大きくイベントの体系が変わる2019年。今年、日本語でのカバレージを皆さまにどのようにお届けするか、その方針をお知らせ致します。https://t.co/26B9Fhz2kE#mtgjp
— マジック:ザ・ギャザリング (@mtgjp) February 12, 2019
とはいえMPLやライバルズ・リーグの廃止が発表されてから現時点に至るまでに旧来のプロプレイヤーズ・クラブやMPL制度に相当する代替制度が発表されていない現状に鑑みるに、競技シーンの存在は縮小傾向にあるのかもしれないし、そうであるならそもそもとして競技シーンを取り扱うという性質を持ったテキストカバレージの扱いが自ずから向上されるようなことは考えにくいでしょうね。ただでさえテキストなんてこの可処分時間の過当競争の時代には逆風だし。
カバレージはそれ自体は利益を生み出さないし、ブランディングという観点でも正直そこまで有為な数字が出ているわけでもないので施策として定量的に評価しようとするとどうしても「これ本当に要る?」となってしまうんですよね。
— ドブフクロウ (@dob_strix) March 1, 2022
別にこれって誰かの責任とか努力不足とかそういう話でもなくて、時代に求められなかったとか、ユーザーのニーズに合ってないとかそういうアンコントローラブルなスケールの話だと思う。
小説がエンタメの大きなパイを占めていた時代ならまだしも、現代において村上春樹が新作を出した年だけ全国の書店が黒字になるなんてことはないように、テキストカバレージだって多少バズった記事があったとしても動画とか配信とかエンタメのパイが広がれば広がるほどそのバズの価値は希釈されていくし。今の若い子は信じられないかもしれませんけど、昔はプロツアーの日本語動画配信なんてなかったですからね。
そもそもマジックの歴史は常にインターネットの普及と進歩の歴史とともにあったわけで、テキストと画像によるテキストカバレージが隆盛(?)したのもインターネット黎明期の時代の要請による側面も少なからずあったはず。
生放送が1分弱のクリップ動画にまとめられて、そのクリップ動画すら倍速で流し見されてる時代にテキストカバレージが入り込む現実的な余地がどの程度あるのかというのは、まぁあんまり希望に満ちた予測は立てられないんじゃないかなと思う。
少し話は違うけど、「インターネットのテキスト文化は終わるのか?」みたいな議論ってもうすでに擦り尽くされてるし、そのほとんどが栄枯盛衰を受け入れる語り口となっていることからもこれが時代の流れよねと思わんでもない。
昔とあるIT系のコンサルをしている会社に勤めていたとき、同僚の一人に"スマホやタブレットのサプライメーカーから転職してきた"という人がいた。市場クソ広いし安泰なんじゃないのと思って転職理由を訊いてみると、「中国のメーカーとの競争に絶対に勝てず、産業として勝ち筋が存在しなかったから」と言っていた。あーね。果たして当時僕の勤めていた会社の仕事が産業として勝ち馬だったのかは不明だが、世の中にはビジネスの黄昏に立ち会う人も少なからずいるのだなと思ったりした。
カバレージのこれから
が分かるんだったら最初に書いとるわ~~~い(ズコー)
まぁ一定の需要はあるので直ちに全てなくなるみたいなことはそうそうありえないのではないかと思います。
ないといいね。
でもWotCにしたってカードショップにしたって営利企業だから何らかの形で元取れなきゃやる意味ないし、カバレージライターの側にしたってカバレージが無くなっちゃうのは寂しいけど「じゃあタダでも書いてくれる?」って聞かれたらそれは……さすがにちょっとタダはキツいな……ごめん…………となる人がほとんどだと思う。極端な例ですが。
大前提として、物には必要とされる時と文脈があって、それらは常に移ろうものです。ただ、仮に将来カバレージがなくなってしまったとしても、これまでにカバレージが存在したことの意味や価値が損なわれるということもない。カバレージが動画やSNS投稿に置き換わったとしても、それは淘汰とかそういうものではない。たとえそれが人間(オリジナル)にかなうことのないと知って歌いきったことを決して無駄じゃないと思いたいよ。
カバレージはどうなるか分からんけどマジックの歴史はこれからも続いていくし、記事でも動画でも配信でもいいけどなんかおもしろいコンテンツいっぱい生まれるといいね。
麻雀
全然うまくならねえ。なんだこのクソゲ〜〜〜となりながら毎日打ってます。つらくないですか?このゲーム。